A Hard Day’s Nightの中の1曲であり、シングルCan’t Buy Me LoveのB面に甘んじたジョンの「嫉妬ブルース」である。
ジョージの12弦のイントロで始まりジョンの325のギターソロが聴ける。
そしてヴォーカルを追いかけるコーラス。これぞ初期ビートルズといったサウンドだね。
歌詞の内容はポールのラブソングと違い、どこか屈折した恋愛観を見せるジョンのラブソングだが、男としては理解できる面も多いんじゃないかな。
かの天才ジョン・レノンもいくら強がっていようが、今世紀最大のロックバンドの親分だろうが、女の子の扱いは苦手だったようである(笑)
他の男としゃべっただけでこんなに怒るとは・・・後のソロでもJealous Guyなんて曲を書くくらいだから嫉妬というのはジョンの中で隠し切れない感情だったんだね。
原文の歌詞はコチラ
You Can’t Do That
お前は聞きたないかも知らんけどな
ちょお言いたいことがあんねん
今度あの男と喋ってんの見つけたらな
ほんま終わりやで
捨てるしな
前にも言うたやんな、絶対そういうことすんなって
これで2回目や、あいつと喋ってるとこ見るん
なんべんおんなじこと言わす気やねん?
しょうもないことすな
ほんま終わりやで
捨てるからな
前にも言うたやんけ、2度とすんなって
みんな妬いとんねん
俺がお前と付き合ってるからな
でもお前が他の男となかよう喋っとったら、俺が笑いもんやんけ
おれの彼女でいたかったら言うこと聞け
キレたら自分でもどうなるかわからんで
だからしょうもないことすな
ほんま別れるで
捨てるからな
前にも言うたやんな、そういうことすんなって
「この曲を関西弁で訳して欲しい」っていうリクエストや、訳に対する指摘、クレーム、文句も大歓迎です^^