ジョンとポールがまだ10代の頃に書かれたという習作。
ジョンによると自作、ポールによると共作、といういわゆるレノン=マッカートニーあるあるなのだが(笑)
女の子に嘘をつかれて置いてかれるっていう歌詞の内容は初期のジョン・レノンっぽい。
最初期からジョンはラブソングの中でフラレていたんだね。
2つのバージョン
From Me To Youのセッションで一旦レコーディングはされたものの残念がらボツとなってしまう。
この曲が完成するのは解散直前のGet Backセッションを待たなければならなかった。
作曲から完成まで10年。アルバムLet It Beに収められたバージョンとアンソロジーに収められた初期バージョンの差は歴然で、リズムはリンゴ得意の微妙なシャッフルになり、ジョージのリードプレイは抜群にノリとキレの良いプレイになっている。
さらにはビリー・プレストンというピアノの達人まで加わっているのだから、そりゃ別モンになるよね^^
ヴォーカルに関して、ポールよりジョンの方が初期バージョンに忠実に歌っているように感じる。
だからぼくはこの曲に関してはジョンの主張であるジョン自作説を支持したいと思います(笑)
9はジョンのラッキーナンバーでもあるしね。
原文の歌詞はコチラ
One After 909
アイツは909号の次の列車に乗る言うててん
せやしな、オレもそれ乗るしちょっと席取っといてぇや言うててん
ちょっとでええねん、空けといてや
おいオマエそらないわ
909号の次って絶対言うてたやんけ
アイツが行かんようにひざまづいてお願いしたんや
オレひょっとしておちょくられてたってこと?
ちょっとでええねん、空けといてや
マジあかん、オマエそらないわ
909号の次ってハッキリ言うてたやんけ
荷物持って駅までダッシュや
駅員のおっちゃんが言うには「行き先違うんちゃう?」
大急ぎでまた家までダッシュや
確認したら列車の番号違うやんけ!
909号の次の列車に乗る言うててんで
せやしオレもそれ乗るしちょっと席取っといてぇや言うててん
ちょっとでええねん、空けといてや
おいホンマそらないわ
オマエ909号の次って言うてたやんけ・・・
「この曲を関西弁で訳して欲しい」っていうリクエストや、訳に対する指摘、クレーム、文句も大歓迎です^^