【関西弁でビートルズ和訳】Getting Better

関西弁吹替えインタビュー

ビートルズ解散後もポールが演奏し続けるお気に入り曲の1つ、Getting Better

この曲が収録されているアルバム「サージェントペパーズ」には Within You Without You というジョージ・ハリスンのインド曲があるけど、この曲以外でもインド楽器がかなり使われている。

この曲でも耳につくのがタンブーラという独特の響きを持った楽器だ。

Lucy in the Sky with Diamonds などでも登場し、このアルバム独特のサイケデリック要素を出す重要な楽器になっている。

今日はこの曲を関西弁で訳してみよう!

目次

歌詞はほぼ共作?

この曲はほぼポールの作品とみなしてもいいと思うけど、作詞に関してはけっこうジョン・レノンが貢献しているようだ。

特にミドルの、暴力的で女性に対しても酷い男だったと回想する部分

ここはまさにジョン自身が10代の頃の自分を反省している歌詞だ

それとバッキングコーラスで “It can’t get no worse(悪くなりようもない)” とファルセットで歌う部分は、歌詞を覚えてなかったジョンの歌い間違いが採用されたらしい。

ともするとポールのポジティブオンリーな内容になってしまいがちなところを、ジョンの「暗」でうまくバランスがとれているね。

英語としてはとても簡素で、謎の固有名詞やスラングも出てこないので、わかりやすい歌詞の部類に入るだろう。

原文の歌詞はコチラ

Getting Better

だんだん良うなってきてるんやけど
昔は学校にはムカついとった
(文句言える立場やないんやけどな)
先公はモッさい奴ばっかりや
(文句言える立場やないんやけどな)
高圧的で押さえつけてきよる
くだらんルールに従え従えっちゅうてな

確かにちょっとずつではあるけど
良うなってきてるんは認めるわ
(悪ぅなりようもないけどな)
お前がオレのもんになってから、良うなってきたわ

若い頃はすぐブチ切れてたんや
現実逃避しとったんやろな
お前の言葉で目が覚めたっちゅうか
今はオレなりにベスト尽くしとるで

確かにちょっとずつではあるけど
良うなってきてるんは認めるわ
(悪ぅなりようもないけどな)
お前がオレのもんになってから、良うなってきたわ
ほんま、全然マシやわ
良うなってきてる

恋人にもひどいことしとったなあ
殴ったり、好きなことさせんように束縛したり
クソ野郎やったけど、変わったで
今はオレなりにベスト尽くしとるで

確かにちょっとずつではあるけど
良うなってきてるんは認めるわ
(悪ぅなりようもないけどな)
お前がオレのもんになってから、良うなってきたわ
ほんま、全然マシやわ
良うなってきてる

「この曲を関西弁で訳して欲しい」っていうリクエストや、訳に対する指摘、クレーム、文句も大歓迎です^^

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