Let It Beの陰鬱なセッションの後、ビートルズ有終の美を飾るべくレコーディングされた世紀のアルバムAbbey Road
その冒頭を飾るジョンの変態ロックナンバーがこのカムトゥゲザーだ。
イントロの “shoot me” (俺を撃て)というフレーズは、後にジョンが凶弾に倒れたことを考えると恐怖すら感じる。
イントロにしてもよく思いつくなというようなリンゴのドラム、オクターブ重ねられた重厚なポールのベース、シンプルながらもドライブ感あふれるジョージのギター、そして何より超スタッカートで突き刺さるようなジョンのリード・ヴォーカルと不気味に下をなぞるポールのコーラス。
まさにビートルズとしての4人の魅力が詰まったロックナンバーだ。
対訳不能?
昔は「対訳不能」となっている歌詞カードもあったくらいブッ飛んだその歌詞は、ビートルズ4人のメンバーをジョンが描いたものといわれている。
1番から順番にジョージ、ポール、ジョン、リンゴ。
まるでピカソがビートルズのメンバーを肖像画として描いたかのようなその詞は確かに訳すのが困難なフレーズが満載なのだが、今日はあえてこの曲の関西弁訳に挑戦してみよう。
ピカソの絵を要約するみたいなもんで、対訳不能とした気持ちもわかる^^;
さらに今回はあんまり関西弁の要素はないけどね(笑)
原文の歌詞はコチラ
Come Together
ギブソンのフラットトップを片手に来やがった
目つきは悪いけどアイツは神さんに使えるロックンローラーや
髪の毛なんかヒザまで伸ばしてな
ホンマやりたいことしかやりよらへん皮肉屋や
アイツが新品の靴履いてるん見たことないわ、足も臭いし
ヤバイヤクでキメキメ
「俺らよう知った仲やんけ」なんてアイツは言いよる
俺がお前に言いたいのは、自由になれっちゅうこっちゃ
一緒にイこうや、ホラもうすぐ!
アイツは袋屋、セイウチの長靴なんかはいて
オノ印のサイドボードを手に入れて、コワイモノナシ
膝の下に足があるのは当たり前田のクラッカー
ひじ掛け椅子でアイツを抱いたら、病んでるの一発でわかるで
一緒にイこうや、ホラもうすぐ!
アイツは絶叫マシンみたいに上がり下がり激しいやっちゃ
しかも緊急速報なみに用心深いときた
紅茶よりコーヒー派で、あぶないヤクは一切やらない
1タス1タス1ハ3なんてすねてやがる
なかなか会えんからみんなイケメンと思い込んでるんちゃうかな
一緒にイこうや、ホラもうすぐ!
「この曲を関西弁で訳して欲しい」っていうリクエストや、訳に対する指摘、クレーム、文句も大歓迎です^^